北海道大学大学院理学研究院の小林弘明准教授、松井雅樹教授、東北大学多元物質科学研究所の本間 格教授、カリフォルニア大学ロサンゼルス校博士後期課程の勝山湧斗氏、リチャード・ケイナーディスティングイッシュトプロフェッサーらの研究グループは、安価で安全な次世代蓄電池として注目されている「水系亜鉛イオン電池」の高エネルギー化・高出力化に成功しました。
本研究成果は、2024年8月9日(金)公開のAdvanced Functional Materials誌に掲載され、プレスリリースを行いました。
プレスリリースはこちら(https://www.hokudai.ac.jp/news/pdf/240820_pr2.pdf)
論文名:A Nanoparticle ZnMn2O4/Graphene Composite Cathode Doubles the Reversible Capacity in an Aqueous Zn-Ion Battery
著者名:Yuto Katsuyama, Chie Ooka, Ruijie Zhu, Reona Iimura, Masaki Matsui, Richard B. Kaner, Itaru Honma, Hiroaki Kobayashi*
雑誌名:Advanced Functional Materials
URL:https://doi.org/10.1002/adfm.202405551
本研究は「物質・デバイス領域共同研究拠点」の CORE ラボ共同研究プログラム、 JST ALCA-SPRING (JPMJAL1301)、JST GteX(JPMJGX23S1)、University of California Climate Action Seed Grant(R02CP7008)、Dr. Myung Ki Hong Endowed Chair in Materials Innovation(R.B.K.)の支援を受けて行われました。
研究に関するお問い合わせ先
北海道大学大学院理学研究院
准教授 小林 弘明(こばやし ひろあき)
TEL:011-706-2706、FAX:011-706-2702
Email:h.kobayashi*sci.hokudai.ac.jp(*を@に置き換えてください)
https://wwwchem.sci.hokudai.ac.jp/~inorganic/