第110回(2023年度第4回)産研テクノサロン
産研テクノサロンは、大阪大学産業科学研究所と産業界との交流の場として、産研における研究成果を中心とした講演会と意見交換、懇親を図ることを目的として毎回多様なテーマで例会を開催しています。
【概要】
日本では長らく、大学に勤めると一生大学で、企業に勤めると一生その企業で働き続けるというキャリアパスが多数派を占めていた。しかし昨今、キャリアパスは多様化しており、企業から大学へ、また逆に大学から企業に転職する方が増えている。
そこで今回のテクノサロンは、企業から大学に転身した方、そして大学から企業に移った方を集め、ざっくばらんにそれぞれの経歴や経験について語ってもらい、働く場所としての大学と企業の文化の違いなどを掘り下げていただく。
年齢的にはベテランだが多様なキャリアパスを経験された講師を集めた。アカデミア・企業ともにキャリアチェンジを考えている人だけではなく、リクルートする側にも参考になればよい。さらに、企業とアカデミアが将来的に実りある協奏を目指す一助になる講演会を目指している。
【開催日時】
2024年3月1日(金)14:00~16:45
【開催場所】
大阪大学産業科学研究所管理棟1階講堂(80名まで)+Zoom (90名まで)
【主催】
大阪大学産業科学研究所/一般財団法人大阪大学産業科学研究協会(阪大産研協会)
/人と知と物質で未来を創るクロスオーバーアライアンス:物質・デバイス領域共同研究拠点
【講演内容】
<14:10-14:40> 「普通の企業技術者だった私が産官学で働きながら学んだこと・活かしたこと」
井関 隆之 – 東北大学 多元物質科学研究所/大阪大学 産業科学研究所 特任教授
<14:40-15:10> 「新聞記者が研究所の広報に移ったら…」
勝田 敏彦 – 大学共同利用機関法人 高エネルギー加速器研究機構 広報室長
<15:10-15:40>>休憩・講師との名刺交換会
<15:40-16:10> 「統計物理学者がものづくり企業のリサーチャーになった話」
谷澤 俊弘 – トヨタ自動車株式会社 デジタルソフト開発センター 主幹
<16:10-16:40> 「第一人者になるということ」
奥 真也 – 医療未来学研究所 所長
【備考】
講演会終了後に意見交換会(別会場、参加費要)もございます。