第109回(2023年度第3回)産研テクノサロン
「分子科学の社会実装・機能開拓最前線」
12月22日(金)14:00~16:45開催

産研テクノサロンは、大阪大学産業科学研究所と産業界との交流の場として、産研における研究成果を中心とした講演会と意見交換、懇親を図ることを目的として毎回多様なテーマで例会を開催しています。

【概要】
 分子科学を基盤とする機能性材料や医薬品は、日本の産業を牽引する中核的な研究分野の一つです。これらの産業の優位性を保ち、より一層強化していくためには、分子機能の開拓のみならず、製造プロセス技術の革新や、最先端製品への適用・高付加価値化を継続的に遂げていく必要があります。
 第109回の産研テクノサロンでは本分野で活躍中の研究者をお招きし、分子の機能開拓や、社会実装などに向けた取り組みについてご紹介いただきます。

【開催日時】
2023年12月22日(金)14:00~16:45

【開催場所】
大阪大学産業科学研究所管理棟1階講堂(80名まで)+Zoom (90名まで)

【主催】
大阪大学産業科学研究所/一般財団法人大阪大学産業科学研究協会(阪大産研協会)
/人と知と物質で未来を創るクロスオーバーアライアンス:物質・デバイス領域共同研究拠点

【講演内容】
■14:10-14:40■講演①
 「光化学誘起固液相変化分子系の開拓と光機能材料への展開」
 則包 恭央 – 産業技術総合研究所 研究グループ長、筑波大学 数理物質系 准教授(連携大学院)
■14:40-15:10■講演②
 「高性能ペロブスカイト太陽電池のための正孔回収材料の開発」
 Minh Anh – 京都大学 化学研究所 複合基盤化学研究系 分子集合解析研究領域 助教

■15:10-15:40■休憩・講師との名刺交換会

■15:40-16:10■講演③
 「ホウ素空軌道エンジニアリングに基づく分子性物質の新機能探求」
 庄子 良晃 – 東京工業大学 科学技術創成研究院 化学生命科学研究所 准教授
■16:10-16:40■講演④
 「機能性化学品製造の連続化・自動化に向けて」
 甲村 長利 – 産業技術総合研究所 触媒化学融合研究センター 研究チーム長