(2023年度第1回)第107回産研テクノサロン「材料計測最前線」
産研テクノサロンは、大阪大学産業科学研究所と産業界との交流の場として、産研における研究成果を中心とした講演会と意見交換、懇親を図ることを目的として毎回多様なテーマで例会を開催しています。
【概要】
これまで世界的に高いシェアを有してきた日本のマテリアル産業は、国際競争の激化などから近年危機的な状況が顕在化しつつあります。そのような中で政府は「マテリアル革新力強化」を打ち出し、社会課題の解決・競争力強化・イノベーション創出を目指すことを発表しました。新機能を示す材料の開発と、その性質を明らかにするための計測技術の発展は互いに不可分です。
そこで第107回目となる産研テクノサロンでは、様々な材料物性計測の専門家をお招きし、その高い技術を駆使して行われる材料の開発の最前線について講演いただきます。
【講演者名】
杉山 直之 株式会社東レリサーチセンター形態科学研究部主席研究員
「最先端の電子顕微鏡が拓く新たな材料解析」
廣谷 潤 京都大学大学院工学研究科マイクロエンジニアリング専攻准教授
「古くて新しい熱計測技術で拓く熱計測・熱マネジメントの可能性」
波多野 雄治 東京工業大学工学院電気電子系研究員
「ダイヤモンド固体量子センサの産業・生体計測応用」
【開催日時】
2023年7月26日(水)
<講演>14:00~16:45
<意見交換会>17:00~18:30
(※意見交換会は、産研協会非会員の方は参加費が必要です)
【開催場所】
大阪大学産業科学研究所管理棟1階講堂(80名まで)+Zoom (90名まで)
【主催】
大阪大学産業科学研究所/一般財団法人大阪大学産業科学研究協会(阪大産研協会)
/人と知と物質で未来を創るクロスオーバーアライアンス:物質・デバイス領域共同研究拠点