【活躍中の共同研究チーム紹介】阪大院-東北大多元研COREラボ

【活躍中の共同研究チーム紹介】阪大院-東北大多元研COREラボ

2025年度COREラボ共同研究PIの大阪大学大学院理学研究科の小林裕一郎助教は、東北大学多元物質科学研究所の岡弘樹准教授と共に「リサイクル可能な導電性硫黄ポリマー材料の開発」に取り組んでいます。
小林助教チームは昨年度から物質・デバイス領域共同研究拠点で活動を開始し、この研究テーマは、環境負荷の大幅な低減とマテリアルリサイクル性を両立した導電性硫黄ポリマーの開発という点で、非常に高い新奇性を有しています。特に室温合成技術とリチウム硫黄電池の正極リサイクルへの応用は、現時点でほとんど前例がなく、独自性が際立っており、今後の展開が期待されます。
同チームの松田侑大氏(大阪大学大学院理学研究科高分子科学専攻・博士前期課程2年)は、2025年10月15日~17日に山口県KDDI維新ホールで開催された「第74回ネットワークポリマー講演討論会」にてベストポスター賞を受賞しました。