共同研究拠点Q&A
物質・デバイス領域共同研究拠点について
- 物質・デバイス領域共同研究拠点とは何ですか?
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平成21年度文部科学省より認定を受けた、物質・デバイス研究を促進する公募型共同研究体制の構築を目的とするプロジェクトです。5研究所(北海道大学電子科学研究所・東北大学多元物質科学研究所・東京工業大学科学技術創成研究院化学生命科学研究所・大阪大学産業科学研究所・九州大学先導物質化学研究所)で共同研究を公募し、推進します。
- 公募型 … 全国の国公立大学、国立研究機関、企業等に所属する研究者からの申込みが可能です。
- 共同研究 … 5研究所所属の教員と共同で研究を進めます。
- 物質・デバイス領域共同研究拠点の特徴は何ですか?
- 大阪大学産業科学研究所を拠点本部とした、北海道大学電子科学研究所、東北大学多元物質科学研究所、東京工業大学科学技術創成研究院化学生命科学研究所、九州大学先導物質化学研究所の日本を縦断する5研究所ネットワーク型プロジェクトです。5研究所の豊富な人材と共同研究ができ、5研究所の場所及び装置を利用することができます。
- どのような研究分野がありますか?
- 以下の5つの研究領域があります。
物質・光・生命・数理複合科学研究領域(北海道大学電子科学研究所)
物質創製・先端計測研究領域(東北大学多元物質科学研究所)
物質組織化学研究領域(東京工業大学科学技術創成研究院化学生命科学研究所)
ナノサイエンス・デバイス研究領域(大阪大学産業科学研究所)
物質・材料機能研究領域(九州大学先導物質化学研究所)
- 「物質・デバイス領域共同研究拠点」を英語ではどのように表記しますか?
- 「Network Joint Research Center for Materials and Devices」です。
- ロゴはありますか?
- 2018年3月、物質・デバイス領域共同研究拠点、ダイナミック・アライアンスそれぞれのロゴを制定しました。物質・デバイス領域共同研究拠点は「協力しあいながら高めあう」を、ダイナミック・アライアンスは「ダイナミックな発信」を、それぞれモチーフとして、5色のパーツからなる一貫性のある図形で表現しています。シンプルな図形と略語(NJRC、Five-Star)からなるパターン(カラー、モノクロ)と、ロゴタイプと組み合わせたコンビネーションパターンを準備しました。本拠点、アライアンスに係る成果発表や情報発信などの際に活用していただけます。
※ こちらからダウンロードしてご利用ください。
公募について
- 基盤共同研究とは何ですか?
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「物質・デバイス」に関連した課題(課題内容は特に指定ありません)を公募し、希望する受入教員との共同研究を進める研究です。主要な研究課題、部門別教員など詳細についてはこちらをご参照下さい。
※受入教員とは、申請者が共同研究を希望する、拠点を構成する5研究所に所属する教員です。
- 施設・設備利用とは何ですか?
- 5研究所が所有する装置を利用する課題を公募する研究です。利用可能な施設及び設備はこちらをご参照下さい。
- プロジェクトに参加するためにはどうすればよいですか?
- 公募に申込みをし、委員会の採択を受け、応諾書に承認をいただく必要があります。申込みはこちらをご参照下さい。
申込みについて
- 申込みはどのようにすればよいですか?
- 本ホームページ上にある【拠点公募申請システム】からお申込み下さい。
- 次年度も引き続き同じ内容の共同研究を希望していますが、手続きはどのようにすればよいですか?
- 新たに採択を受けていただく必要がありますので、新規に次年度共同研究公募に申請して下さい。
- 同じ研究領域(研究所)に複数の課題を申請することはできますか?
- 可能です。課題ごとに申請して下さい。
- 複数の研究領域(研究所)に同一内容の課題を申請することはできますか?
- 同一内容の課題を複数の領域(研究所)に重複して申請することはできません。
複数領域での共同研究を希望される場合は、受入教員とご相談の上、
「展開共同研究」「クロスオーバー共同研究」から申請してください。
- 海外からの申請は可能ですか?
- 可能です。
- 申込者が外国人の場合、どのように申請すればよいですか?
- 受入教員が代理申請して下さい。採択/不採択通知等のお知らせは受入教員に通知しますので、申込者にお伝え下さい。
- 電子申請システム以外の申込み方法はありますか?
- 原則は、電子申請システムからの申請となります。電子申請システムからの申請が困難な場合は拠点本部までご連絡下さい。
応諾書・共同研究参加者一覧について
- 応諾書の申込者及び所属長の押印を省略することはできますか?
- 応諾書の内容に承認する場合は、押印を省略することはできません。申込者が外国人の場合は、採択者および所属長のサインをして下さい。
- 応諾書に記載の所属長とはどのような立場ですか?
- 大学の場合は、所属している部門の長を意味します。企業の場合は、所属している課の長を意味します。
- 共同研究の開始にあたり、研究倫理教育の受講は必要ですか?(研究倫理教育について)
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本拠点としての研究倫理教育は実施いたしませんが、応諾書において、以下の内容を理解し、遵守するとともに、研究費を適正に使用することを、確認いただきます。
- 学術研究に対する国民の負託及び研究費が国民の貴重な税金で賄われていることを十分認識し、研究費を適正かつ効率的に使用するとともに、研究において不正行為を行わないことを約束します。
- 文部科学省が指定する研究倫理教育教材(科学の健全な発展のために-誠実な科学者の心得-日本学術振興会「科学の健全な発展のために」編集委員会、APRIN eラーニングプログラム等)の通読・履修または「研究活動における不正行為への対応等に関するガイドライン」(平成26年8月26日:文部科学大臣決定)を踏まえ、所属研究機関等が実施する研究倫理教育を履修することを約束します。
- 応諾書の内容に承認できない場合、手続きはどうすればよいですか?
- 速やかに受入教員に連絡し、辞退届を受入研究所の拠点事務担当までご提出下さい。
- 共同研究参加者には誰を記載すればいいですか?
- 課題申込者(採択者)側の研究参加予定者を記載下さい。
- 共同研究参加者として申請時に登録が無くても研究に参加することはできますか?
- 申請時に共同研究者として記載がない場合、研究に参加することはできません。研究参加者を追加する場合は、拠点公募申請システムにて共同研究参加者を更新して下さい。
- 共同研究参加者に大学院生を追加することは可能ですか?(保険加入について)
- 大学院生も参加できますが、学生教育研究災害傷害保険(略称「学研災」)及び学研災付帯賠償責任保険(略称「付帯賠責」)同等以上の保険加入が必要です。
採択後について
- 共同研究の開始から終了まで、どのような流れとなりますか?
- 採択後に応諾書を提出いただき、受入教員との共同研究が始まります。そして、報告書の提出で共同研究は終了となります。
- 採択後に研究代表者の所属機関・連絡先、共同研究参加者等に変更が生じた場合はどうすればよいですか?
- 研究代表者の所属機関・連絡先などのアカウントの登録内容に訂正や変更があった場合は、拠点公募申請システムにてご自身で修正することができます。
また、共同研究参加者の追加・変更が発生した場合は、拠点公募申請システムにて修正・更新が可能です。
- 採択された課題の予算は?
- 予算金額は、各領域より別途ご連絡します。予算(共同研究費)は、受入研究所に来所し共同研究を行うための旅費が主な使途となっています。研究計画に則した回数の来所をお願いします。
なお、上記旅費以外の使途については、当該研究への必要性が客観的に確認できない場合には認められませんが、予算の一部を利用可能な場合もございますので、受入教員または受入領域事務担当までお問合せの上、計画的に執行願います。
- 事務手続きはどのようにすればよいですか?
- 共同研究開始後の具体的な事務手続きについては、共同研究を実施する研究所の規則に従っていただきます。各研究所にお問合せ下さい。
- 展開共同研究等(クロスオーバー・COREラボ)では、受入研究所へ来所するため以外の旅費も支出が可能ですか?
- 基盤共同研究では、研究代表者と共同研究参加者として登録のある者が各研究所(領域)に来所し共同研究を行うための旅費が主な使途となっていますが、展開共同研究、クロスオーバー共同研究、COREラボ共同研究課題については、研究代表者とアライアンス研究者(共同研究参加として登録のある5研究所所属の者)でチームを組んで共同研究を遂行し、これまで成果を上げてきた課題をさらに発展させるため、研究代表者が5研究所アライアンス事業で企画する研究会等に参加するための旅費、採択課題に関する学会発表のための旅費についても支出が可能です。
- 展開共同研究等(クロスオーバー・COREラボ)では、受入教員の旅費の支出が可能ですか?
- 研究代表者の了解のもとであれば、共同研究参加者として登録のある受入教員の研究所から参加する者の旅費を支出できます。
主な事例は下記のとおりです。- 受入教員が研究代表者の所属機関へ共同研究のため出張する際の旅費
- 研究代表者と受入教員(主)が受入教員(副)の研究所へ共同研究のため出張する際の旅費
- 次世代若手共同研究に採択されたことを履歴書に記載できますか?
- 次世代若手共同研究採択者には『拠点卓越学生研究員』の称号が付与されます。
期間は採択通知書に記載の研究期間ですので、本内容を履歴書などにご記入下さい。
研究成果の発表について
- 研究成果を発表する場合、謝辞の書き方は決まっていますか?
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本拠点による成果を発表される場合には、以下の英文または日本語の文章を明記して下さい。
(英文例)This work was performed under the Cooperative Research Program of “Network Joint Research Center for Materials and Devices.”
(英文短縮例)This work was performed under the Cooperative Research Program of “NJRC Mater. & Dev.”
(日本語例)この研究は「物質・デバイス領域共同研究拠点」の共同研究プログラムの助成を受けたものです。
HP掲載申請について
本ホームページには、物質・デバイス領域共同研究拠点から広く社会に向けて発信すべき活動を掲載します。
お知らせ・イベント・成果や、リサーチハイライトの掲載をご希望の方は、
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